探偵社のトラップ(罠)にハマる妻
女性がいると確信した妻、PCで検索を始めたのは
調査会社や探偵社について。
探偵社の探す基準ってなんだろう・・・・
1.どんな調査をしてくれるんだろうか?
2.料金体系は?
検索すると
・弁護士推奨 ・弁護士協同組合加入
・低料金1時間2000円~
・全国対応 ・有名人TV紹介・・・etc.
ここにトラップ(罠)が、仕掛けてあるのだ。
全国対応*組織が大きほうが安心!!
・・・その支店・支社の住所を検索
エンジンで検索すると
本社以外はほとんどが、レンタル
オフィス。
弁護士推奨・弁護士協同組合加入*弁護士と連携している!!
・・・・・昨今の弁護士は、弁護士飽和状態。
月数万程度で、推奨文を書く弁護士は
少なくない。
また、2名以上の推薦で加入できる
協同組合には
過去に探偵業で、行政処分を受けた
調査会社も存在する。
安心・信頼出来ると*実は
見せかけのトラップ(罠) なのだ。
妻が選んだ調査会社は
a.
*弁護士協同組合加盟
b.
*全国どこでも対応
*格安料金
*弁護士が推奨
と掲載されている2社。
詐欺被害者相談のサイトを見ると
「調査会社や探偵事務所が弁護士を
紹介することも法律で禁止されております。
そのようなことがあった場合、弁護士とグルに
なっている 場合が多いので、直ぐに相談を
止めるようにして下さい。」 としている。
実際に電話で問い合わせをしてみると・・・
a.*弁護士協同組合加盟
地元の探偵社なのは安心材料。
弁護士協同組合に加入していることで
弁護士からの問い合わせもあるということだ。
相談員という女性、TVにも出たことがあるらしい。
また、芸能人の推薦もあるとHPにもあり、公的に
信頼がおける調査会社で、あることをアピールしてくる。
ま、とにかく会って面談を求めてきて、詳しい内容は
その時に聞くと、親身に相談に乗ってくれそうだというより
機械的な印象を受けるのだが。
探偵事務所に訪問。
推定年齢40~50歳の女性、満面の(作り)笑顔。
弁護士協同組合加盟業者について
*業務上、いろいろな弁護士とやり取りがある探偵業。
弁護士2名以上の推薦があれば、協同組合に加盟できる。
つまりは、調査力がなくても加盟は可能。
警察OBが探偵社を営むのと同じ。
暴露:
警察OBって、退職後に探偵業をしない。
殆ど、現職警官時代に、闇に包まれた不祥事が
理由で退職。その結果、探偵に。
虎の威を借りた狐商法?
過去には、弁護士協同組合加盟業者にも関わらず
違法行為で行政指導を受けた調査会社も多数。
満面の(作り)笑顔相談員は、もしかしたら
その実態も知らずに、日々ノルマのために
一生懸命に[調査の必要性を訴える]。
地域によっては、弁護士協同組合加盟業者ばかりが
目立つのだが・・・・
虎の威が剥がれれば、
実は中身のない調査会社。
調査経緯報告もなければ、調査報告書もお粗末。
特に笑顔の相談員が、見せる自社の調査報告書と
実際に行った調査報告書とは雲泥の差。
相手の顔のわからない調査報告書もザラなのが
弁護士協同組合加盟業者の実態~。
しかし、3日間24時間稼働で150.000という調査料金で
浮気の決定的な証拠を取れば、慰謝料を取れるという
ノルマのかかる笑顔の相談員
の迫力に根負けして、調査契約を交わしてしまったのだ。
弁護士協同組合加盟の探偵社に
依頼した妻。
調査完了から2週間、待てども一切連絡がない。
もちろん、何度かこちらからも連絡をしている。
状況の報告すらない。
3週間後に笑顔の相談員の言葉、
(妻が嵌った探偵社の罠とは・・・・)
「浮気の決定的な証拠を取れば、慰謝料を取れる」
だった。
相手の顔のわからない調査結果で
「追加調査で、相手を割り出しましょう!」
どんなに、優秀な弁護士でも、訴訟をする相手の
氏名も顔も分からなければ、
1.証拠とは言えず
2.慰謝料を請求もできません。
「弊社は優秀な弁護士事務所と提携しています
安心してください。ご紹介しますから・・・」
優秀な弁護士事務所と提携していても
調停裁判になれば、家庭裁判所裁判官が判決を下す。
優秀な弁護士=勝訴ではない。
『優秀な弁護士事務所をご紹介します』
少なくとも、紹介料+追加調査(決定的な証拠が取れるまで)